模擬国連を実施【グローバル教育】
横浜清風高等学校では生徒の視野を広げ、正解のない現代社会問題に対し、様々な立場の視点を養う活動として、毎年校内で模擬国連を実施しています。
模擬国連とは、実際の国際連合に模し、生徒が各国の大使となり会議をする、グローバル人財育成のための取り組みです。各国の大使となった生徒達は各テーマ(ジェンダーフリー)に関する自国の状況を調べた上で、他国への要望などを発表します。今年は、夏季休暇中にグローバルクラスの1年生と2年生でペアを作り、ジェンダーフリーをテーマに討論を重ね、模擬国連の流れを体験しました。
グローバル教育部の柏渕先生が草案の作成方法、ルールブックなど会議の流れに必要な知識について指導し、実際の会議の場では、同部の石川先生が司会をつとめ、大使同士の活発な議論が繰り広げられました。
~模擬国連勉強会の様子~
~~参加した生徒の声~~
S.Hさん(女子)
自分の国の立場ではなく、大使となった国の立場で意見を言い合うのが楽しかったです。また、学年を超えて議論を交わすことで、お互いの仲が深まる良い機会だと感じました。
H.Hさん(男子)
今回、模擬国連に参加してみて、色々な国のことを深く知ることができる良い機会になったと感じました。特にジェンダーギャップ指数に関しての問題は、それぞれの国によってバラバラで興味深かったです。これからも、色々な国に対して興味を持っていこうと思いました。
S.Yさん(女子)
模擬国連に参加してみて、国の大使になりきることで、責任感と同時に担当している国の現状や課題をどれほど知っているかがとても重要になってくると感じました。実際の国連の会議が都のよう進められているのか、その形式なども含めて知ることができたので、新鮮な経験ができて良かったです。反省点は、担当国のハンガリーについて、ジェンダーのことだけ調べても意味が無く、国がどのような主義・方式で、他国と比べたときにどのような立場にいるのかも、事前に分かっておく必要があると感じました。