活躍する卒業生

井手 勇希

卒業年度:2013年度
専修大学・文学部英語英米文学科へ進学後、金融機関に就職
預貯金、融資、共済など幅広い分野を扱う営業マンとして奮闘中

 横浜清風高校創立100周年という記念すべき年を迎えられましたこと、心よりお慶び申し上げます。

 さて、私が在学中の平成22年から25年の3年間の思い出と言えば、通学時の坂(生徒の間では清風坂と呼ばれ)で、冬場はロープをつたい登校した事や、校歌の歌詞にある円形校舎から始まり、プレハブ校舎と経てきた中で勉学に励んでいたことも今では懐かしい思い出です。

 現在は、横浜市内で金融関係の営業をしており、今年で6年目になります。主に個人のお客様に貯金、融資、共済と幅広い分野でご相談やご提案をし業務に励んでおります。今日歩んできた私の人生、仕事に大きな影響を与えた貴高の学園指針に持戒と忍辱という言葉があります。今後もこの教えを糧に人々の人生に寄り添い、頼れる地域の金融機関としての使命を果たせるよう努めてまいります。最後になりますが、新しい時代に向けさらなる飛躍を遂げられますよう清風高校の一層のご発展をお祈りいたします。


川﨑 友惠

卒業年度:2018年度
川﨑市立看護短期大学へ進学後、看護師として地域に貢献

 高校生活の中で楽しかったことは、2年生で行った沖縄修学旅行です。私自身初めて沖縄に行き、首里城などの歴史的文化財に触れ、班行動で美ら海水族館や国際通りなど観光地を巡りました。海がとてもきれいで、体験学習のマリンスポーツはとても楽しかった印象が残っています。また日々の学校生活のなかで、放課後クラス内に残り友人と一緒に学習し、切磋琢磨したことも思い出です。

 今は入職して2年目となり、公立病院の地域包括ケア病棟で看護師をしています。地域包括ケア病棟は病状が安定した患者に対してリハビリや自宅や施設退院のためのサービス調整などの支援を行っています。今後も継続して患者が退院後安心して地域で暮らしていけるように、入院中から退院後の支援を継続的に行えるように看護を行っていきます。また、これからさらに学習を深め、専門看護師の資格等が取得できるようにしたいと考えています。


長谷川 舜樹

卒業年度 : 2015年度
信州大学大学院・総合理工学研究科(工学専攻・物質科学分野)修士課程を修了
現在はエンジニアとして石油会社に勤務

 私の高校生の思い出は、部活と受験勉強です。部活は陸上部に所属していて、練習と大会に出場したのが印象に残っています。また部活を引退したあとは、受験勉強のために学校の教室でクラスメイトたちと勉強したことも思い出深いです。放課後や夏休みにも教室に残り、分からない問題をクラスメイトと教え合いながら勉強していました。

 現在の仕事は、日本の地下から産出される原油・天然ガスの回収率向上を目指すため当社のエンジニアとしての業務を全うしています。それとともに、産出された原油・天然ガスの安定供給を行い、お客様のもとへ販売しています。これからの目標は、日本で積んできた経験を活かして海外で働くことです。海外で原油や天然ガスの開発・生産を行い、日本のエネルギー安定供給に貢献できるエンジニアを目指しています。原油や天然ガスのエネルギーのみならず、再生可能エネルギーの事業拡大や2050年脱炭素社会の実現にも携わっていきたいです。


天野 衛

卒業年度 : 2012年度
駒澤大学・経済学部商学科へ進学後、証券会社に就職
現在は独立し、ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として活躍

【高校生時代の思い出】
 生徒会役員を務めさせていただいたことや、シドニーへのホームステイに参加させてもらったことです。私は中学生の頃まで、積極的に物事に取り組むタイプではありませんでした。しかし、横浜清風に入学し先生や友人に恵まれ、多くのことにチャレンジをする楽しさを学びました。今でも、このチャレンジ精神で新しいことに挑戦する日々を、楽しく過ごすことができています。今の自分を作ってくれた、かけがえのない高校生活に感謝の気持ちでいっぱいです。

【現在の活躍】
 駒澤大学卒業後、証券会社に入社し5年間富裕層を中心に資産運用のサポートをするお仕事をしていました。2年前に証券会社を退職し独立。独立後の現在も、資産運用アドバイザーとして企業経営者や地主等のお客様の資産運用や相続等のサポートをするお仕事をしています。また、独立をきっかけに公益社団法人東京青年会議所に入会し、同会員メンバーや地域の方々と共に、地域社会の問題解決や発展のためのボランティア活動を行っています。

【これからの目標】
 日本人の金融知識の向上を通じて、豊かな社会の実現に尽力できる青年経済人になることです。私は証券会社に入社し日本人の「お金」に対する知識不足を痛感しました。私自身、金融の世界に入るまで、お金に関して深く考えることはなく、漠然とした存在でした。しかし、経済的に自立し豊かな暮らしを送るには、必要不可欠な知識であると感じています。日本を明るく豊かな社会にするためにも、金融の側面から人々のお役に立てる存在になりたいです。